派遣法改正案の参院審議開始、労基法は断念

国会
派遣法改正案の本格審議が始まった

派遣労働期間の制限一部撤廃などを柱とする「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案」に関する審議が、7月30日から参議院厚生労働委員会で始まる。

 

衆議院から受領したのは6月19日だったが、安保法案をめぐる与野党対立などの影響を受けて、実質的な審議が先送りされていた。


主な内容は、全労働者派遣事業を許可制にするほか、労働者派遣の位置づけの明確化、派遣労働者の雇用安定とキャリアアップ、派遣労働者の均衡待遇の強化など。

一方、成果主義賃金体系をベースとする「残業代ゼロ」制度の創設などを盛り込んだ「労働基準法等の一部を改正する法律案」については、今国会での成立を政府・与党が断念した。


第189回国会(常会)提出法律案(厚生労働省)