第7回 「通知・通達」

「通知」とは、特定の人や不特定多数の人に対して、特定の事項を知らせる行為のことをいう。法令分野では、行政官庁などが所轄する機関等に対して発する指示として用いられる。


用例として、民法第20条は制限行為能力者の相手方の催告権について、「特別の方式を要する行為については (一部略) 期間内にその方式を具備した旨の通知を発しないときは、その行為を取り消したものとみなす。」と定めている。

 

「通達」は、行政官庁の大臣や委員会、各庁長官などが、所掌する事務について、所管の機関や職員に文書で命令や指示を通知する行為をいう。主に法令の解釈や運用に関わる内容が多く、「通牒」ともいう。


著作権法第13条は、権利の目的とならない著作物として、憲法その他の法令のほかに「国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人 (一部略) 又は地方独立行政法人 (一部略) が発する告示、訓令、通達その他これらに類するもの」をあげている。


訓令・通達・通知の調べ方(国立国会図書館)