排水管理に生物の応答を利用―環境省が導入に向け意見募集

未知のものや未規制の化学物質による水環境への影響を把握・評価するため、環境省は、生物の環境に対する応答を利用した排水管理(WET)の導入を検討している。同省はこのほど、WET検討会の報告書を公表し、意見募集を開始した。

排水管理に生物を活用するWETは、アメリカ、カナダ、ドイツ、スウェーデンなどの欧米諸国や、韓国でも導入されている。


排水にどのような化学物質が含まれているか不明でも、排水全体の安全性を評価できる。また、影響が認められた場合、WET試験を用いることで毒性削減対策をとることが可能だ。


報告書は、WETを現行の個別物質による排水規制を補完する手法として利用することが有効であるとしている。


「生物応答を利用した排水管理手法の活用について」(生物応答を利用した水環境管理手法に関する検討会報告書)に対する意見等の募集について(環境省)