土対法の特定有害物質に塩化ビニルモノマーを追加

土壌汚染対策法の特定有害物質として、新たにクロロエチレン(別名:塩化ビニルまたは塩化ビニルモノマー)を追加指定する内容の「土壌汚染対策法施行令の一部を改正する政令」が、3月18日に閣議決定された。

塩化ビニルモノマーは、ほぼ全量がポリ塩化ビニルなどの原料として使用されている。

 

一方、環境省が2009年度、2010年度、2013年度に実施した現地調査によると、事業場6地点と産業廃棄物不法投棄地1地点で、塩化ビニルモノマーの土壌溶出量が地下水環境基準を超過していた。

 

施行は2017年4月1日。今回の改正により、同法の特定有害物質は26物質となる。

 

<土壌汚染対策法の特定有害物質(25物質、2016年3月現在)>

カドミウム及びその化合物、六価クロム化合物、シマジン、シアン化合物、チオベンカルブ、四塩化炭素、1.2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、シス-1,2- ジクロロエチレン、1,3-ジクロロプロペン、ジクロロメタン、水銀及びその化合物、セレン及びその化合物、テトラクロロエチレン、チウラム、1,1,1-トリクロロエタン、1,1,2-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、鉛及びその化合物、砒素及びその化合物、ふっ素及びその化合物、ベンゼン、ほう素及びその化合物、ポリ塩化ビフェニル、有機りん化合物